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レイチェル・バルゾーラ・ソーン 1965年5月12日生まれ。アメリカのペンシルベニア州出身。85年、甲南大学留学中に日本のマンガに出会う。88年、イリノイ大学東アジア研究科にて少女マンガを中心に本格的に研究を始め、M.A.(修士号)取得。「そもそも読者である女性にとっては少女マンガとは何か」という問いを追求する。90年より『風の谷のナウシカ』『らんま1/2』『BANANA FISH』等日本マンガの英訳を手がける。91年、コロンビア大学大学院文化人類学コースに入学。94~95年、国際交流基金のフェローシップを受賞して阪神間でマンガ読者の調査・研究を行う。コロンビア大学にてM.A.(修士号)とM.Phil.(哲学修士号)を取得。研究や翻訳のかたわら英語圏で批評コラムを書き「日本少女マンガの宣教師」として知られる。97年に京都に移住、京都精華大学で非常勤講師として教え始める。98年よりマンガ学科設立準備室、2000年、マンガ学科准教授に就任。2022年度をもってマンガ学部から新設された国際文化学部へ移籍。評論家として『読書人』『The Japan Times 週刊ST』『京都新聞』などでコラムを執筆。03~05年、手塚治虫文化賞の選考委員を務める。最近の翻訳には萩尾望都『バルバラ異界』『トーマの心臓』『酔夢~萩尾望都短編集』『ポーの一族』、志村貴子『放浪息子』、浅野いにお『虹ヶ原ホログラフ』、駕籠真太郎『ディメンシャ21』など。
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